ATOKとは、IMEとか日本語インプットメソッド、日本語入力システム、かな漢字変換ソフトウェアなどと呼ばれているソフトウェアの中の一つです。
「きょうはよいてんきですね。」とひらがなの羅列で入力された文を「今日は良い天気ですね。」というように変換する仕事をしています。
ATOKホームページ
http://www.atok.com/
Windowsがインストールされたパソコンなら、Microsoft IMEと呼ばれるソフトウェアが入っていて、わざわざATOKを購入しなくても、
ひらがなを漢字やカタカナに変換することができます。しかし、残念ながらMicrosoft IMEには、古文の文法に従って文を解釈する機能が
備わっていないのです。
通常の文章入力中は、ATOKも現代語の文法に従って変換しています。古文の文法に従って変換する場合は、表現モードを文語に
設定してやらねばなりません。
設定変更の方法
http://support.justsystems.com/faq/1032/app/servlet/qadoc?QID=028069
実際、ATOKでも正しい変換ができないことはあります。上記の例はうまくいった例を選んで載せました。
しかしながら、ATOKを使わないのと比べれば、変換を間違う回数は劇的に減るはずです。インターネット経由で体験版も配布されていますから、
まずはインストールして試してみてはいかがでしょうか。
ATOKは、古文を入力する以外にもいろいろと便利な機能が搭載されています。
たとえば、「きょう」と入力すると「2008年10月19日(日)」のように今日の日付に変換できたり、
「ほんまあんたが好きやねん」のような関西弁も間違わず変換できます(一般的なIMEだと「本間あんたが数寄屋年」)。
古文自動翻訳研究センターは、ATOKを開発、販売している株式会社ジャストシステムとは一切関係ございません。
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