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最終更新日 2009年10月01日 


 古文翻訳装置の特長 詳細版

◆ 古文翻訳装置って何?
 今まで(多分)なかった古文と現代文とを相互翻訳する新感覚フリーソフト。それが古文翻訳装置です。 古文を現代語訳する宿題が出た学生のみなさんにに朗報です。いままで、訳文がわからない場合は、 参考書で調べるか、インターネットを使うか、あるいは友達に助けを求めるか、色々な手段で 解決されてきたと思います。しかしながら、今日からは、その手段のひとつとして、古文翻訳装置が加わります。 参考書には載っていない、インターネットで調べてもわからない、友達の協力を持ってしても訳せなかった古文は、 一度古文翻訳装置で翻訳してみてください。きっとあなたのお役に立つことでしょう。
 また、擬古文をを自力で書く場合にも、古文翻訳装置はその力を発揮します。まずは現代文で下書きして、 それを古文翻訳装置で翻訳すれば、それで擬古文の完成です。あとは、ちょっと手直しを加えれば、実用に耐える 擬古文を簡単に作成することができます。

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◆ 古文を現代語に、現代文を古文に相互翻訳。
 たとえば、 「ゆかしかりしかど、神に参るこそ本意なれと思ひて、山までは見ず。」と入力すると、 「興味を引かれたけれども、神に参拝することは本当の心であると思って、山までは見ない。」 と、現代語訳をしてくれるのです。もちろんその逆に、現代文から古文への翻訳も可能です。 また、前後の文脈を判断し、登録された単語の中から、より的確な品詞と意味を 選び出す機能も備えています。

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翻訳例 -古文から現代文-

原文入力 : 今は昔、竹取の翁といふものありけり。
訳文出力 : 今となっては昔のことだが、竹取の翁というものがあった。
原文入力 : 男もすなる日記といふ物を、女もしてみむとてするなり。
訳文出力 : 男もするらしい日記という物を、女もしてみようといってするのである。
原文入力 : やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明りて、
訳文出力 : 次第に白くなっていく空が山に接するあたりが、少し明るくなって、

翻訳例 -現代文から古文-

原文入力 : 古文から現代文に、現代文から古文に相互翻訳できます。
訳文出力 : 古文より現代文に、現代文より古文に相互翻訳せられはべり。
原文入力 : 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。
訳文出力 : 国境の長き隧道抜くるに雪国なりき。夜の底白くなりき。
原文入力 : ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。
訳文出力 : 奴はすばらしきもの盗みゆきはべりき。


◆ 品詞分解もできる。
 ただ翻訳するだけではありません。この翻訳装置には、品詞分解をする機能も備わっているのです。 試しに、「いとをかし。」 を入力し、設定を品詞分解モードにして翻訳ボタンを押すと、 「いと【副詞:とても】 をかし【シク活用形容詞「をかし」終止形:おもしろい】 。」 と、このような感じで品詞分解されて出力されます。これなら文の構造も一目瞭然です。

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翻訳例 -古文から現代文-

原文入力 : 僧たち、笑ふこと限りなし。
訳文出力 : 僧【名詞:僧】 たち【接尾語:達】 、 笑ふ【ハ行四段活用動詞「笑ふ」連体形:笑う】 こと【名詞:こと】 限りなし【ク活用形容詞「限りなし」終止形:限りない】 。
原文入力 : いづれもやうやう大人び給ふままに、
訳文出力 : いづれも【副詞:みんな】 やうやう【副詞:次第に】 大人び/給ふ【バ行上二段活用動詞「大人ぶ」連用形+尊敬の補助動詞「給ふ」連体形:大人になりなさる】 まま【名詞:まま】 に【格助詞:に】 、
原文入力 : 聳ゆる富士の姿こそ
訳文出力 : 聳ゆる【ヤ行下二段活用動詞「聳ゆ」連体形:そびえる】 富士【名詞:富士山】 の【格助詞:の】 姿【名詞:姿】 こそ【係助詞】

翻訳例 -現代文から古文-

原文入力 : 品詞分解も可能なのです。
訳文出力 : 品詞分解【名詞:品詞分解】 も【係助詞:も】 可能【名詞:可能】 な/の/です【断定の助動詞「だ」連体形+格助詞+丁寧断定の助動詞「です」終止形:なりはべるなり】 。 
原文入力 : 有楽町で会いましょう。
訳文出力 : 有楽町【名詞:有楽町】 で【格助詞:にて】 会い/ましょ/う【ワ行五段活用動詞「会う」連用形+丁寧の助動詞「ます」未然2形+意志の助動詞「う」終止形:会ひはべらむ】 。 
原文入力 : 奇跡は起きないから奇跡って言うんですよ。
訳文出力 : 奇跡【名詞:奇跡】 は【係助詞:は】 起き/ない【カ行上一段活用動詞「起きる」未然形+打消の助動詞「ない」連体形:起きぬ】 から【格助詞:より】 奇跡【名詞:奇跡】 って【助詞:とは】 言う/ん/です/よ【ワ行五段活用動詞「言う」連体形+格助詞「の」の転+丁寧断定の助動詞「です」終止形+終助詞:言ひはべるなりかし】 


◆ 古文翻訳装置はフリーソフト

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◆ 高速に検索します。
 古文翻訳装置には、数多くの単語が登録されていますが、コンピュータの特性を生かし、高速に検索できるシステムを備えています。 プログラムの改良により、内蔵の辞書を効率的に引いて、処理の負担を軽減しました。 また、翻訳中は翻訳の完了度をパーセンテージで表示します。現在どの程度翻訳が完了しているのかを視覚的に認識できます。

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◆ その他の機能も充実
 単位変換や和暦西暦変換機能 (三里→11.7キロメートル、享保二年→西暦1717年)、自分で単語を追加できるユーザー辞書機能、 そのほかにも、いつでも最新の翻訳環境を実現するため、古文翻訳装置のサイトに自動でアクセスして(個人情報は送信されません。)、 最新版が公開されていたら教えてくれる機能など、様々な機能が盛り込まれています。

翻訳例 -古文から現代文-

原文入力 : 文久三年、嘉永六年。
訳文出力 : 西暦1863年、西暦1853年。

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◆ 更に広がる未来
 古文翻訳装置は、2005年に開発が始められて以来、途切れることなく開発が続けられています。 初期の古文翻訳装置は、登録単語も少なく、品詞分解機能も搭載されておりませんでしたが、 今日では登録単語も増え、さまざまな機能も追加されております。今後も、開発は続けられていくことでしょう。 さらなる進化にご期待ください!

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